スペイン産リンゴ酒【シードラ】は甘くない?!
スペインにハマって10年目のゆみです。
毎年1〜2週間スペインへ行きます。
スペインであれば行き先はどこでも良い。
世界遺産が見られて、郷土料理が食べられて、ワインが飲めて
スペイン人の暮らしの中に溶け込めればなんだって良いのです。
今回はスペイン産リンゴ酒、シードラをご紹介します♪
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1. シードラとは
2. シドレリアPetritegi
3. 日本で飲める本場の味シードラ
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1. シードラとは
【Sidra】
シードラとはリンゴ酒のことで
スペインでは主に北部で生産されています。
フランスのシードル、英語ではサイダーと呼ばれているとてもメジャーなお酒ですね。
りんご果汁を発酵させて作られるシードラはアルコール度数も低く、だいたい8%くらいまで。
ポリフェノール、カリウム、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が含まれていてとても体に良いそうです。
みなさん、リンゴ酒のイメージって、
女性向けの、甘いお酒
っていうイメージないでしょうか?
スペインのシードラはそのイメージとはほど遠い、
おじさまが飲むような
酸味も感じる
辛口のお酒
といったところ。
お肉にもお魚にも合う、
また、チーズや甘いものもにも合うような
ちょっと変わった、飲み続けるとクセになる
そんなリンゴ酒です。
2. シドレリアPetritegi
スペイン北部バスク地方にあるサンセバスティアン市内からタクシーで10分ほど
【Petritegi Sagardoteria】
ペトリテッギ•サガルドテリア
サガルドとは、バスク語でリンゴ酒のこと
サガルドテリア
シードレリア
〜テリアとはカフェテリアのように
〜屋さんという意味。
こちらの醸造所はなんと驚きの、
500年ほどの歴史があるらしく
16世紀初頭サンセバスティアン出身のペトリさんが、ここに農業、家畜、リンゴ酒を製造する建物を創ったのが始まりだそう。
ランチ、ディナーがありますが
しっかりと予約するのをおすすめします。
広いレストランも時間になるといっぱいの人で賑わいます。
コース料理も数種類から選べるようになっています。
私は名物料理コース
•チョリソ
•タラのオムレツ
•チュレトン(お肉)
•チーズ
•くるみ
•焼き菓子
の一番お手軽コースにしました
肝心のシードラですが、
これらの料理を食べ進めながら
自らカップを片手に
樽まで注ぎに行きます。
樽まで行くとお兄さんが開けてくれ、
シードラを勢いよく注いでくれます。
この絵のようにこぼしながらキャッチすると
こんな感じになります。
あれ?少ない?と思うけど
この量が普通みたいです。
周りのベテラン勢を見ると、
一口味見して、好みでなければ捨て、
また違う樽から注いでもらってます。
無限におかわりができることです、笑
食べては飲み、注ぎに行き、を繰り返します。
本当に少ない量ですが、樽ごとに年数の違う、その年で違うシードラが無限に楽しめます。
特にバスク産のシードラは酸味が強いと言われていますが、確かにしっかりと酸味が感じられます。
3. 日本で飲める本場のシードラ
日本にも輸出されている本場スペインのシードラ
【ISASTEGI】
イサステギ
無農薬、化学肥料なしの栽培で作られた
本場のシードラ。
https://www.isastegi.com/txotx-in-the-cider-house-isastegi?lang=en
「家に入る人は誰でも友人、樽の栓は常に開いています」
という伝統を貫いているそう。
こちらのレストランもタラやラムの伝統料理を提供している、とても人気のお店だそうです。
スペインバスクの本場の味を試して見たい方はぜひ!
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今回もご覧いただきありがとうございます!
みなさんもお勧めシードラがありましたら教えてくださいね!