スペイン【バスク】名物はバスチーじゃない?!
スペインにハマって10年目のゆみです。
毎年1〜2週間スペインへ行きます。
スペインであれば行き先はどこでも良い。
世界遺産が見れて、郷土料理が食べれて、ワインが飲めて
スペイン人の暮らしの中に溶け込めればなんだって良いのです。
そんな私が今回ご紹介したいのはスペインとフランスの国境をまたぐバスク地方の名産品、
【Txakoli】
チャコリ
バスクといえば今はやりのバスチー(バスクチーズ)以外にも魅力がたくさんあります。
その中でもイチオシのチャコリ。
チャコリについてのいろいろをお伝えします。
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- チャコリを知ろう
- 生産地
- 品種
- 農家
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1. チャコリを知ろう
さて、チャコリって何だと思いますか?
チャコリっていう名前が可愛いですよね。
チャコリとはバスク地方名産のワインです。
伝統ワインとでも言いましょうか。
なんと370年ほど続く、歴史ある伝統ワイン。
歴史はありますがワイン自体はフレッシュさを求められるワインなので寝かせてじっくり待つものではなく、新しいものですっきりとしたフルーティーさを楽しみます。
チャコリの魅力はなんといっても少し酸味のある微発泡。
これがなんとも魚料理に合う!!!
2. 生産地
チャコリはバスク地方の【Getaria】ゲタリアという人口約3000人の小さな町で生産されています。
雨量の多い地域になりますがそれがフレッシュなブドウを育てるそう。
このゲタリアの地域にはチャコリのワインを作っている農家さんが
なんと31か所もあるとの事で驚きです。
私は【Bilbao】ビルバオの【San Mamés】サンマメス駅にあるバスステーションから
【Zarautz】サラウツ駅行きのバスで行きました。
サラウツ駅はゲタリアでは大きい駅になります。
バスで一時間ほどです。
そこからタクシーでチャコリ農家に10分ほどで行けます。
なのでビルバオのホテルを取りながら日帰りで行くことも可能です。
3. 品種
ワインの品種名って馴染みがあったり、聞き覚えがあったりしますよね。
このチャコリの品種名はバスク語なのか、難しくて全然覚えられないのですが。。(まず発音ができない。。)
Hondarribi Zuri
オンダリビスリが95パーセント、
Hondarribi Beltza
オンダリビベルツァが5パーセント
との事です。このブドウで少し酸味のある微発泡のチャコリができます。
4. 農家
上記でも少し説明いたしましたがゲタリアには31か所のチャコリワイナリーがあります。
中でも一番歴史が古く年間約60万本のワイン出荷をしているという
【Txomin Etxaniz】
チョミン・エチャニスさん。
約一時間のワイナリーツアーをして頂きました。
ツアーの最後には試飲タイム
30センチほど上からグラスに注ぐスタイル(エスカンシア)です。
白とロゼを
自家製のツナとアンチョビと一緒に頂きます。
お昼からすっきりと飲めるワインです。
ずっと飲んでいられます。
チョミン・エチャニスさんでは年間約60万本とお話ししましたが、
スペインのチャコリの国外輸出比率は生産の全体の約10パーセント程度との事
なので
オリーブオイルと同じく、国内での消費量がすごいのですね。
見渡す限りバルで、レストランで、みなさんお昼から飲んでます。
スペインのバスク地方に行ったら貴重なチャコリを必ず飲みましょう!
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最後までお読みくださいましてありがとうございます。
みなさまもスペインバスクのおすすめチャコリがございましたら教えてください。